いのちの写真と光の言葉
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台風
2007-04-11 Wed 10:08
                                          『早朝の虹』
虹ー21
 
      
   台風

   普段、生活していると、時々、現実からの大きな挑戦がやってくる。
   自我にとっては、まるで台風のように心の中が荒れ狂う。
   とても耐え難いことを言われたり、恥ずかしめられたりすると、
   自分自身を否定されたように感じて、悩み、苦しみ、恨み、哀しむ。
   それは、自我にとって、存亡を賭けた戦いとなる。

   普通、私たちは、台風から家を守るように、必死で自分自身を守ろうとする。
   まず、相手を攻撃してみたり、とても歯がたちそうにないと、自分の殻に
   閉じこもったり・・・
   あるいは、他人や、社会や、政治のせいにしたり・・・
   それでも耐えられないと、救いを求めて宗教へ走ったりもする。
   そうやって、何とか自分を守ろう、立て直そうと必死にもがく。
   しかし、ただ何もすることなく、その挑戦と共にいるということはしない。

   自分のなかの条件付が、挑戦に対してどんどんオートマチックに反応する。
   相手が自分を非難すれば、まず相手を否定し自分を肯定しようとする。
   あるいは、そうなった自分に言い訳を見つけ、何とか弁護しようとする。
   または、どうせ私はダメなのよと居直ってしまう。
   ダメなことで自分を正当化する。
   いずれにしても、挑戦に対し、何らかの言葉で自分を納得させようとする。
   あの人が悪いから、私が悪いから、社会が悪いから・・・
   それらの言葉で、何とか自分自身を維持しようとするのである。
   しかし、それらは、思考が自分を正当化しているに過ぎない。
   自分を正当化している限り、自分のなかの条件付は消えることはない。
   条件付がある限り、現実からの挑戦は繰り返しやってくる。

   挑戦を真直に受け止めることは、言い訳をしないことである。
   一切言語化せず、ただその挑戦と共にとどまる。
   自分のなかの反応を黙って見ている。
   不安、悲しみ・苦しみ、悩み、ねたみ、怒り、恨み・・・それらと共にいる。
   一切、自我で言い訳や解釈をしないで、ただ自我の反応と共にいる。
   その時、言葉を越えた意識の変容が起きる。
   不思議なことだけれども、それは起きる。
   何もすることなく、ただ自己の反応と共にいるだけである。
   その時、台風のように荒れ狂っていた自我の反応は、一転、ウソのように
   静かになる。
   まさに台風一過である。

   現実の挑戦は台風。
   いつやって来るかわからない。
   やって来ると、大雨、大風、私のなかは暴風雨。
   でも、一切私を守ろうとせず、ただ台風と共にとどまれば、
   それはいつの間にか過ぎ去ってしまう。
   その後に、さやわかな青空を残して・・・
   まさに、台風一過のように。

              K-Communication №3(1989年10月号) より
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