2007-06-28 Thu 11:33
『光』
写真をクリックしますと、1024サイズの大きな画面でご覧になれます。 ぜひ大きな画面でご覧ください。↑click K-Communication №19 より 『戦争の源』 を 三日間連載します。今日は三日目です。 ここから読まれる方は一日目からお読みになることをお薦めします。 戦争の源 - 3 - 深く自分自身を見つめていくと、『自分』 と 『他人』 とに分けていることに 気づきます。 『私』 は常に自分の思うように生きることを欲します。 それは同時に、『他人』 を自分の思うようにしたいということを意味します。 お互いがそう思っていれば争いは避けられません。 それは 『私』 自身が 『見る者』 と 『見られる者』 とに分裂し、 『見る側の私』 が 『見られる側の私』 を常に支配しようとしているのに 似てはいないでしょうか。 個人も人間関係も、分離から、あらゆる葛藤が生じます。 戦争がなくなるためには、この 『私』 自身の中の分離、そして自他の分離 がなくならなければならないでしょう。 分離があるところには必ず葛藤があります。 『私』 の中の 『見る者』 と 『見られる者』 との葛藤、人間関係の中の 『私』 と 『他人』 との葛藤、そして民族と民族、国家と国家、宗教と宗教・・・ 分離があるところ、葛藤は絶えません。 その分離をもたらしている源は、一人一人の過去の条件づけとの一体化です。 そして、その一体化こそが 『私』 の正体です。 この 『私』 が、自分自身の中に分裂を引き起こし、人間関係の中に分裂を 引き起こし、世界に分裂を引き起こしているのではないでしょうか。 『私』 の中の分離、自他の分離、自分と宇宙との分離、それらの分離がある 限り、真の平和はないのかもしれません。 分離なき生こそが争いなき生であり、分離なき生こそが真実の生ではないで しょうか。 そして、この ”分離がない” という状態が ”愛” というものではないでしょうか。 全体から分離している 『私』 の存在そのものが戦争の源ではないでしょうか。 K-Communication №19(1991年 3月号) より >>K-Communication ブログランキングに登録しています。 写真と文章をご覧になって、より多くの方に紹介したいと思われたら、 愛のクリックをお願いします。ありがとうございます。 屋久島の大自然のエネルギーに包まれる本家サイト 『屋久島ナチュラルヒーリング』も あわせてぜひご覧くださいませ。 >>屋久島ナチュラルヒーリング 日記 >>無色透明 K-Communication >>Kimi's Early Writings スポンサーサイト
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